私たち建設業界では志の低い、誇りのない、質の悪い仕事をする職人が増えています。それは、何故でしょうか?職人だけの問題でしょうか? 私は、違うと思います。そのような職人に仕事を依頼する業者がそのような職人の存在を許しているのです。価格という価値しか提供できない業者は職人への発注金額の叩いて叩きまくって、利益を確保しようとしています。そして職人は、誇りを捨て仕事の質を落とすことで採算を取ろうとします。そのような業者・職人が増えてしまった結果の象徴が、今日の耐震偽装問題です。そして、更にそのような業者に「安いから」という理由だけで仕事を依頼する消費者がいます。しかし、「価格」だけで判断してしまうのは消費者の責任でしょうか? 違います。 伝える力のない、または伝えようとしない業者の責任なのです。
「良質な仕事」という価値を消費者に伝えるのは建築に携わるものの責任です。しかし、それは言葉でいうのは簡単ですが、「安いか、高いか」という競争になりがちな、実際のセールスの現場でそれを実践するのは、大変難しいことでもあります。しかし、良質な仕事という価値を提供できない業者ばかりになってしまったら 誇りある仕事をしたいという志の高い者の働く場がどんどん侵食され、やがて誇りよりもお金、質よりも経済合理性ばかりを追い求めるものばかりの会社になってしまうのです。山本ハウジングは良質な仕事を追及します。その正当な評価を獲得することによって、誇りある志の高い者が働く場を守り、お客さまの住まいの価値を再生していくことによって、 感動を創造し提供する。これが私たちの目指すリフォーム会社の姿です。